時代遅れの金物屋「くろがね厨房店」を任された若旦那の健二。店主であるはずの親父は放浪癖があり、どこにいるのか行方知らず。健二はつぶれかけた店を切り盛りするのに精一杯の毎日を送っている。
そんなある日、美しく古風な雰囲気を漂わせた娘、芦ノ屋優奈が健二の前に現れる。健二は優奈の押しの強さに負けて「くろがね」で面倒を見ることになる。
健二の周りにはおかまのマスターなど癖がある商店街仲間がいっぱい。そんな愉快な仲間たちと世間知らずの優奈が巻き起こす可笑しくもちょっとエッチなエピソード。
果たして「くろがね」はこの不況を乗り切れるのか?健二と優奈の関係はどう進展するのか…。
作者|プロフィール
走っていぢれるセクスィ~漫画家。
えっちいマンガを描いたり、 パッケージイラストを描いたりしてます。
奥さん!米屋です(双葉社)コスぷれいがいど(竹書房)などのコミック著書があります。
【カンチ】
実は私「くろがね厨房店」の近くに住んでいます。本当に実在する店なのですよ。健二のモデルも「くろがね」の若旦那です。でも残念ながら優奈ちゃんは全くの妄想です。こんな娘が家にやってきたらと考えるとたまりません。健二がうらやましい…。
ちょっとエッチでコミカルな作風はラブコメの王道。やっぱり漫画はこうでなくちゃ。これから優奈と健二がどんな事件を巻き起すのか…二人はどんな関係になるのか…とっても楽しみです。
【はり】
もう読み始めから、やられっぱなしです。優奈ちゃん現実にいたら最高じゃないですか。これが中学生の頃だったら、いろんな意味で大変お世話になりそうな(違)みなさんもそんな、しょっぱい・・・いえ、甘酸っぱい青春の頃を思い出しながらギリギリのラインで寸止めされる感覚をぜひ、味わってみて下さい。
【松】
下町のちょっと古びた金物屋を舞台にした人情コメディ(※ただしちょっとセクシー)。古風で世間知らずな箱入り娘が、意外や意外、下町育ちのさっぱり兄さんに迫る迫る!そういうギャップを楽しんで欲しい作品です。
優奈ちゃんが魅力的なのは言うに及ばずだけど、健二の親父さんが気になるのは私が天邪鬼だからか?健二の親父さんと優奈の親父さんの掛け合いも見てみたいところ。それは今後に期待かな。