奇想漫画家、駕籠真太郎が独自の価値観で世界を風刺する。1ページ1コマに込められた深淵かつ驚異の世界が読者のイメージを掻き乱す。作品はSF的なものからグロテスク、エロチックなものまでブラックユーモアあふれる4作品。
作者|プロフィール
エログロ、ナンセンス、ブラックユーモア、不謹慎、奇想天外などをメインテーマに創作活動中。メタ表現を使用した実験作風の漫画作品も多い。漫画以外にも、イラストや造形、映像など表現手段は多岐に渡る。
【カンチ】
漫画界のデビット・リンチこと駕籠先生降臨!(イレイザーヘッドやツイン・ピークスの映画監督)漫画を超えた現代アート作品。1コマに込められたシニカルでちょっとエロスとグロテスクが入り交じった不思議な感覚は読者のイメージを掻き乱します。
読後は間違いなく悪夢にうなされます。怖いもの見たい人は必見!
【はり】
見ればみる程、味わえば味わう程に、深みと怖さがにじみだす。駕籠先生のワールドは四次元世界につながってるかも?ざわざわ、じわじわ、ぞわぞわ…視覚から脳を刺激する不思議な世界をぜひ、堪能して下さい。
【松】
えっと、私ビビリなんで、怖いの苦手なんですが.....読む人の脳髄に染み込むような怖さがあふれ出てくる作品群。普通にある日常をわざと非日常に置換している。そこにざわっとした違和感がある。怖さを感じる。
そういう恐怖感ゆえに、日本よりむしろ海外で評価されているというのもむべなるかな。